確かにどこからでも切れるけど
どこからでも切れるマジックカット。お寿司のパックに同封されている醤油やワサビにも多く採用されており、切り口がなくても手でプチっと切れるのでその便利さを痛感した人も少なくないはず。切り口があるタイプだと万が一失敗した場合にハサミを使うか歯でかじるかしか方法がありません。そう考えるとマジックカットはやはり神!しかしながらこのマジックカットに対して多くの人が誤解をしているという事実もあります。
それは…
誰も「手で切れる」なんて言っていないこと。
実は製造しているメーカー的には手ではなく「ハサミでどこからでも切れる」が正解です。メーカー側が何も言わなければ多くの人は勝手に「手で切れる、便利だな」と思いこんでくれます。かと言ってメーカーが嘘をついているわけではありません。どこからでも切れると言う解釈においては真実だからです。あえて目的を伝えないほうが利益に結びつく場合が多いんですよね。
例えばコラーゲン配合の化粧品のパッケージにはあえて「コラーゲンを肌から吸収できる」なんて書いていません。だけど多くの人はパッケージを見て「コラーゲン配合だから肌に良さそうだ」と勝手に思いこんでくれます。2003年2月に発売されたドリンク、燃焼系アミノ式も脂肪が燃えると勘違いした層から支持が集まり一時的にヒット商品となりました。ですが本来は脂肪ではなく「日々の生活が燃焼する」が正解です。
このように言葉のアヤを利用した商品は私たちの身の回りにごく自然に存在し、勝手に勘違いをすることで幸せに過ごしているケースが実のところ多かったりするのです。洗濯洗剤や歯磨き粉に含まれている発泡成分にも洗浄効果はないのですが、泡立ったほうが汚れが落ちると錯覚してくれるので肝心の洗浄成分がほとんど含まれていない場合もあります。世の中知らないことで得られる幸せも多いのかもしれませんね。


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