ジュラシックパークにはジュラ紀の恐竜がほとんどいない

雑学

タイトルは響きが大切!

ジュラシック・パーク…1993年に公開された恐竜パニック映画の代名詞的存在です。観たことはなくてもどこかで聞いたことはあるかと思います(USJにも同作品のアトラクションがある)。人間よりも遥かに大きな肉食動物が次々と人々を襲っていく描写にトラウマを抱いた人も多いはず。今となっては同ジャンルの作品も多いのであまり新鮮味は感じませんが当時は衝撃的でした。

公開が1993年ということもあり、ところどころ突っ込みどころが満載なのがジュラシック・パークの特徴でもあります。とりわけ発炎筒の使い方に多くの観客が爆笑したとか…。激中では割とシリアスな場面で発炎筒が登場するのですが、あろうことかそれを持って恐竜を誘導し始める暴挙に出るのです。

発炎筒は火薬を擦ることで先端を中心に摂取600℃以上の高温が発生します。それを手に持って「おーいこっちだ!」なんてどこぞのサイボーグ忍者なのかと(笑)最終的には右に振って、左に振って、ポイッ!恐竜って猫だったんですかね。私だったら発炎筒を恐竜の口に投げてモンハンの怯みダメージみたいなものをワンチャン狙うと思います。さすがに多くの生物は600℃の物体を口に投げ入れられた時点で戦意を喪失すると思いますよ。

そもそも恐竜という第一級の危険生物を扱うはずなのに人選に問題あり過ぎな人事の無能さ。恐竜に全く興味のない人材派遣サービスでも雇っていたのでしょうか?もはや人材ではなく人災派遣サービスです。これが映画だからと言われればそこまでですが、不幸中に不幸しか訪れない一方的な展開に、恐怖を通り越して笑顔に変わっていくある意味ファンタジーな映画であったと言えます。恐竜版ハリーポッターです。いや、これが本当のファンタスティックビーストか!?

話をようやくタイトルに戻します。実はこの映画に登場する主要な恐竜たちのほとんどはジュラ紀に生息していません!一部ジュラ紀に繁栄していた植物を見ることはできるのですが、スクリーンに映し出される多くの恐竜は白亜紀末期…つまりK-Pg境界(約6550万年前に発生した隕石による大量絶滅)の直前まで繁栄していた種ということになります。その一例として…

  • ティラノサウルス…白亜紀
  • トリケラトプス…白亜紀
  • プテラノドン…白亜紀
  • ヴェロキラプトル…白亜紀
  • ディノニクス…白亜紀
  • モササウルス…白亜紀
  • インドミナス・レックス…第四紀(現代)

ジュラ紀いないじゃん!

そうです!本来はジュラシック・パークではなく「ハクアキック・パーク」なんです!

だけどハクアキック・パークなんてタイトルにしたら地方のプレイランドあたりを連想してしまう可能性があるので、現実よりも迫力を優先してジュラシック・パークにしたのだと考えられます。実のところスピルバーグ自身の作品においても名前の響きを優先させている節があり、劇中に登場する獰猛なチョコボことヴェロキラプトルも、実際には一回り大型なディノニクスをモチーフにしていると言われています。

大人には笑いを、子供には涙を、そのどちらかしか提供してくれないツンデレ名作枠であるジュラシック・パークは、今日も誰かの心の中で小さく輝いていることでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました