ハムスターの飼育は水槽がベスト

雑学

ペット売り場は人間のエゴで溢れかえっている

トートッコー、走るよヘムたろー♪

スミッコー、走るよヘムたろー♪

だ〜いすきなのは〜♪

金ぇ!酒ぇ!

で有名なみんなのアイドル、ハムスター。その愛くるしい瞳と可愛らしい仕草は多くの人々を魅力してやまないかけがえのない存在…。小動物と言えども大切な家族。私も過去にゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターを飼育してきたことがあり、この子たちがお亡くなりになったときにはあまりの悲しさに仕事を辞めようかと思ってしまったほどです。

ハムスターの寿命は長くて3年と言われていますが、多くのハムスターが寿命を全うする前に他界してしまうケースが少なくありません。残念なことに間違えた知識、飼育方法、命に対する理解がないがために悲しい結末を迎えてしまう事例が多いのです。ハムスターにもしっかりと心があり、愛情を持って育てれば意思の疎通もある程度は可能となります。だからこそ悲しい思いをさせたくはありません。

タイトルにもある通り、ハムスターの飼育は本来水槽で行うことがベターであるとされています。「えっ?ケージじゃないの?」と思う人も多いでしょうが、それは人間の都合で「ケージ越しにエサをあげられるから便利」「可愛い仕草を簡単に見られる」ということに起因します。一方でハムスター目線からすれば夏は通気性が良くてそこそこ良いのですが冬は絶望的に寒く、ケージと回し車の間に挟まってしまい骨折するケースもあります。

水槽であれば夏は直射日光の当たらない日影に置き、熱がこもらない措置をすればそこそこ快適に過ごせます。冬は特に暖房装置がなくてもパネルヒーターを側面に置くだけで水槽内を暖かく保つことができます。そもそもペットショップでハムスターが販売されているのはケージではなく水槽です。意外かもしれませんが下部をプラスチックのケースで覆われているケージと異なり、水槽の場合は基本的に全面ガラスなのでハムスターが潜っていてもその姿を確認しやすいのです。

ペットショップは人間の都合によるエゴで溢れています。そのほうが売上が伸びるからです。一般的にハムスターの好物とされるヒマワリの種も実はカロリー過多で体に大きな負担がかかります。サイズ換算すると人間で例えるならハンバーガーを一度に10個〜20個食べるようなイメージです。ハムスターはヒマワリの種を美味しいと感じているのではなく、カロリーを本能的に摂取するために固形飼料ではなくヒマワリの種を優先的に選びます。いずれ固形飼料を食べなくなるので人間は「ヒマワリの種が好きなんだね」と誤解するのです。

ハムスター用のハウスも必要ありません。彼らは勝手に床材を集めて自分好みの家を作ります。最低限飼育に必要な物は水槽、床材(底から4cmくらい)、エサ置き場、エサ(ハムスターセレクション)、給水器、回し車、かじり木くらいです。たまにおやつで新鮮なイチゴ(内側のみ)を与えています。水槽のサイズは30cm✕60cmで1匹が目安です。2匹以上入れると共食いをします。ケージなら網を登って脱走するケースもあるのですが、水槽ならよじ登ることができないのでその心配もありません。

ハムスターの環境を第一に考えると必要のない商品が多いことが伝わるかと思いますが、基本的にメーカーは商品が売れないと潰れてしまうため、経済的な側面を考えると仕方のないことです。ですからハムスターグッズを買うこと自体は決して悪ではなく、様々な商品を購入することで新たなグッズの研究開発費にまわる効果も期待できます。大切なことはハムスターに対しても家族の一部であるという自覚と責任を持つことなのです。

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